なぜアスリートにウエイトトレーニングが必要なのか
アスリートにウエイトトレーニングは必要か?スポーツ界隈では定期的に議題に上がるテーマです。
最初に結論を言うと、個人的にウエイトトレーニングは必要だと考えています。
僕が学生の頃は、強い人はウエイトトレーニングではなく練習で体を作る!足腰を鍛えるにはとにかく走り込みだ!なんてよく言われていましたが、少しずつ考え方が変わってきており、ウエイトトレーニングを練習プログラムの一環として取り入れている学校も増えてきたように思います。
今回は、昔から現在までよく議論される、なぜウエイトトレーニングがアスリートに必要なのか?をざっくり解説していきたいと思います。
目次
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アスリートがウエイトトレーニングを行うメリット
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怪我の予防
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筋肉の最大出力を高めれる
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正しい体の使い方を習得できる
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競技だけでは強化できない筋肉を強化できる
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筋持久力の向上
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自重トレーニングより軽い負荷で行える
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ウエイトトレーニングのデメリット
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まとめ
アスリートがウエイトトレーニングを行うメリット
アスリートにウエイトトレーニングを行うメリットは
・怪我の予防
・筋肉の最大出力を高めれる
・正しい体の使い方を習得できる
・競技だけでは強化できない筋肉を強化できる
・筋持久力の向上
・自重トレーニングより軽い負荷で行える
などがあげれます。
これらの理由をもとにプロのアスリートから、部活動に励む中高生まで等しく全員にウエイトトレーニングに取り組んでもらっています。
年齢問わずウエイトトレーニングを行うべき理由を1つずつ解説していきたいと思います。
怪我の予防
ウエイトトレーニングに取り組む事で怪我の予防に繋がります。
そもそも筋肉は関節を保護したり、体への衝撃を吸収する役割があります。
高くジャンプして着地すると、脚には自体重よりもはるかに重い負荷が乗ります。 バーベルを担いでのスクワット等で、体重以上の負加を脚の筋肉で受け止める練習ができていれば、衝撃をうまく受け止めれるだけでなく、次の行動にも即座に移れるようになります。
ジャンプ動作以外でもあらゆる動きの中で止まったり、スピードを緩めたりするときは、そのスピードを筋肉で受け止めるため、ウエイトトレーニングは必須と言えるでしょう。
これらの効果はあくまでも、適切なフォームと適切な負加で行った場合に限ります。 めちゃくちゃなフォームでがむしゃらにトレーニングしても、怪我のリスクを下げるどころかむしろ上げてしまう可能性もあるので注意が必要です。
怪我を未然に防ぎ長くプレーを続けたいなら、適切なフォーム、負荷でのウエイトトレーニングに取り組む事をオススメします!
筋肉の最大出力を高めれる
アスリートにとって筋肉の最大出力を高めておくのはとても大事です。
ボールを投げる蹴る、走る、相手とぶつかるなどのありとあらゆる場面で、筋肉の最大出力が高いとより良いパフォーマンスを発揮できるようになります!
例えば、野球でバッティングのフォームとテクニックが全く同じ選手がいた場合、筋肉の最大出力が高い方がホームランの本数が多くなるのはなんとなくイメージがつきますよね? 野球に限らず、他のスポーツでも競技スキルにあまり差がない場合、筋出力が高く強いパワーを発揮できる方が有利です。
逆に体格の小さい選手が大きい選手に負けないプレーをしようと思ったら、筋肉を強化して筋出力を高めておく必要があります。
ウエイトトレーニングを計画的に取り入れる事で筋出力を高め、より良いパフォーマンスができるようにしましょ
正しい体の使い方を習得できる
スポーツにおいて、トップアスリート達は体の使い方が抜群に上手く、自分の力を効率よく発揮する方法を理解してプレーしています。
数ある動作の中でヒップヒンジと言われる、腰椎を安定させた状態で股関節を屈曲させる動作は、人体が発揮できる最も大きな力を生み出せるため必ず習得しておきたい動作の一つです。
このヒップヒンジは、競技の中で自然と身につけるのが難しく、プロアスリートでも出来ない方が多い動きでもあります。
このヒップヒンジを習得するためには、スクワット系のトレーニングやデッドリフト系のトレーニングが非常に有効になります。
ヒップヒンジを習得し、そこから負荷を上げて強化することで、試合中のパフォーマンスは劇的に飛躍します。
ウエイトトレーニングで体の動かし方を習得して、 最高のパフォーマンスを発揮しましょう!
競技だけでは強化できない筋肉を強化できる
ウエイトトレーニングに取り組む事で、競技だけでは強化できない筋肉を強化できるようになります。
サッカーを例に出すと、走る、跳ぶ、蹴るといった動作がほとんどですが、球際の競り合いでは相手との接触があるため、上半身の強さも必要になります。
上半身を強化するには、ベンチプレスや懸垂、ラットプルダウンなどの種目に取り組む事で、普段の練習では強化しにくい部分を効率よく強化する事ができます!
ウエイトトレーニングで自分に足りない部分を効率よく強化していきましょう!
筋持久力の向上
筋持久力は、ある特定の筋肉が繰り返しの負荷をどれだけ受け止められるかを指します。
この特定の筋肉に連続して一定の負荷をかけるのに、ウエイトトレーニングが非常に有効です。
脚の筋持久力を鍛えるためには走り込みを行うより、バーベルスクワットやレッグプレスなどで20〜30回を1セットとして3〜4セット行う方が効率的です。
筋持久力が高まると、試合の後半まで高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
ウエイトトレーニングで筋持久力を高め、後半までバテない体を作りましょう!
自重トレーニングより軽い負荷で行える
先ほどのサッカーの例を出しますが、上半身を強化したいときにウエイトトレーニングではなく、腕立て伏せや懸垂などの自重トレーニングを行うとします。
懸垂でいきなり自分の体重を持ち上げるのはかなり強度が高く、腕立て伏せは膝をつかずに行った場合、体重の70〜80%の負荷がかかると言われています。
体重が80kgあれば、腕立て伏せで56〜64kgの負荷が胸や腕に掛かることになります。
これをベンチプレスやラットプルダウンで代用した場合、自体重より軽い負荷に設定してトレーニングができます。
そのため、一定のレベルに達するまでは自重よりもウエイトを扱った方が適切な負荷をかけれるため非常にオススメです。
体重が重く自重トレーニングがキツい方は、ウエイトトレーニングを取り入れてみてください!
ウエイトトレーニングのデメリット
これまでウエイトトレーニングのメリットについて解説してきましたが、デメリットについても触れておきたいと思います。
デメリットとしては
・適切な負荷やフォームでないと怪我のリスクが高まる
・トレーニングにハマって本来の目的を忘れやすい
この2つがあげられます。
ウエイトトレーニングではフォームや負荷設定を間違ってしまうと、思うような効果が得られないどころか怪我のリスクを高めてしまいます。
まずは軽い負荷でフォームの習得、そして自分のレベルを把握して少しずつ負荷を高めていくことが、効果を最大限引き出すために必要です。
ウエイトトレーニングの落とし穴として多いのが、競技の補助として始めたトレーニングが、いつしか練習のメインになってしまう事です。
ウエイトトレーニングには中毒性があり、前回よりも重量を更新できたり筋肉がついてくると楽しくなりのめり込んでしまい、結果調子を落としてしまう選手が非常に多いです。
特に男性アスリートがこの状態に陥りやすく、過度なウエイトトレーニングは逆にパフォーマンスを落とす原因にもなります。
やりすぎを避けるために、練習とトレーニングのバランスを考え、疲労管理をしていく事がとても重要になります。
ウエイトトレーニングはあくまで練習の補助という事を忘れないようにしましょう!
まとめ
ざっくりではありますがアスリートがウエイトトレーニングを行うメリット、デメリットについて解説しました。
必ずしもウエイトトレーニングが必要ということではありませんが、あなたのパフォーマンス向上のきっかけになるでしょう。
上手く取り入れてトップ選手の仲間入りを目指しましょう!
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