ピラティス基礎を徹底解説!初心者でも安心のスタートガイド

query_builder 2025/10/08 垂水 ジム 初心者 体験 プライベート

この記事では、ピラティス初心者の方が安心して始められるよう、基本の姿勢について解説していきます。

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個別対応のトレーニングプログラムで目標達成を目指します。垂水でジムを営業し、キックボクシングや筋力トレーニング、ヨガ、ボディケアなど多彩なメニューを組み合わせて最大限の効果を引き出します。
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ピラティスにおける姿勢の基本:ニュートラルポジションとは?

ピラティスを始めると最初に教わるのが「ニュートラルポジション」。これは単なる背筋を伸ばす姿勢とは違い、「その人本来の骨格バランス」に基づく、最も自然で効率の良いポジションのことを指します。 姿勢は見た目だけでなく、身体の動かしやすさや呼吸のしやすさ、さらにはインナーマッスルの働きにも深く関係しています。この記事では、ピラティスにおける「ニュートラルポジション」とは何か、どんな効果があるのかを詳しく解説していきます。

ニュートラルポジションとは?

ニュートラルポジション(Neutral Spine Position)は、「脊柱本来の自然なカーブ(生理的湾曲)」を保った状態のことを言います。背骨には主に以下の3つのカーブがあります。 頸椎(けいつい):前弯(軽く前にカーブ) 胸椎(きょうつい):後弯(軽く後ろにカーブ) 腰椎(ようつい):前弯(軽く前にカーブ) このS字カーブを無理にまっすぐにするのではなく、自分の骨格に合った自然なカーブを保つことで、身体への負担を最小限にしながら、筋肉の連動性を高めることができます。

ニュートラルのチェック方法(仰向けの例)

 仰向けに寝て、膝を立てる。 骨盤の左右の出っ張り(上前腸骨棘)と恥骨の3点を結んだ面が、床と平行になるように意識。 腰の下には手のひら1枚分の隙間がある程度が理想。 この状態が、ニュートラルポジションです。

なぜニュートラルが大切なのか?

① 身体の「基準点」になる ニュートラルを知ることで、自分の姿勢の癖やアンバランスに気づくことができます。

② インナーマッスルが活性化しやすい 骨格が整うことで、深層筋(インナーマッスル)が働きやすくなり、表面的な力みに頼らない動きが可能になります。

③ 呼吸が深くなる 背骨の位置が整うと、肋骨や横隔膜の動きがスムーズになり、呼吸が自然に深くなります。


よくある誤解

 「腰の下に隙間がないとダメ?」 →人によって骨格が違うので、隙間の大きさは個人差があります。大事なのは“楽に呼吸ができ、力まず安定する”こと。 「ニュートラルじゃなきゃピラティスできない?」 →いいえ。インプリントなど他のポジションにも意味があります。大切なのは“目的に応じて使い分ける”ことです。


 まとめ

ニュートラルポジションは、ピラティスの「出発点」ともいえる大切な要素です。ただ形を真似るのではなく、自分自身の骨格や筋肉の状態に意識を向けながら、心地よく感じられる姿勢を探すことが大切です。 マイフッドスタジオでは、一人ひとりの骨格や呼吸の状態を丁寧に見極めながら、最適なニュートラルポジションを一緒に探していきます。


インプリントポジションとは?姿勢の違いと使い分け

ニュートラルと同じくらい重要な基本姿勢のインプリントについて解説していきます。

インプリントポジションとは?

インプリントポジションは、仰向けで寝たときに 骨盤を軽く後傾させて、腰の隙間を床に近づけた状態 のことを指します。完全に腰を押しつけるのではなく、あくまで「軽く床に触れる」くらいのイメージです。 このポジションでは、腰椎(ようつい:背骨の下の方)がフラットになり、腹部の深層筋(特に腹横筋や骨盤底筋)を安定させるために非常に有効です

インプリントポジションの取り方(仰向けの場合)

仰向けになり、膝を立てます。 息を吐きながら、おへそを背骨の方に引き寄せるように意識。 骨盤が少し後傾し、腰と床の隙間が少なくなる(もしくは埋まる)感覚があればOK。 腰に力を入れて押し付けないよう注意!腹筋の力で行います。

 インプリントが必要な理由

① 腰椎の安定化 インプリントポジションは、運動中に腰椎を保護し、過剰な反り(腰椎の過伸展)を防ぎます。特に初心者や、腹筋の弱い方、高齢者、産後の方には非常に有効です。

② 正しい腹部の使い方を学べる インプリントでは、腹筋(特にインナーマッスル)を意識的に使う練習ができます。お腹をぺたんこに保ちながら呼吸を続ける感覚を養うことで、動作中も「体幹が抜けない」感覚を身につけやすくなります。

③ 呼吸との連動がしやすい 吐く息と同時にお腹を引き込むことで、自然に骨盤底筋や腹横筋が働くようになり、ピラティスにおける「コアコントロール」がしやすくなります。

よくある誤解や注意点

「インプリントはお腹に力を入れて腰を床に押しつけるもの?」

→ いいえ。 腰に力を入れて押すのではなく、腹筋を使って腰が自然に床に近づく感覚が大切です。

「常にインプリントで運動すべき?」

→ 目的によって使い分けるのが理想です。常にインプリントでは、ニュートラルでの安定感が育ちません。

「腰が床につかないけど大丈夫?」

→ 骨格的に完全に床にくっつかない方もいます。それでOK。重要なのは、腹筋で腰が安定しているかどうかです。

ニュートラルとの違いと使い分け


ポジション

特徴

適している状況

ニュートラル

自然な背骨のカーブを保つ

座り仕事で骨盤が後傾して腰が痛い人

インプリント

腰椎を軽く床に近づける

初心者、腹筋の意識を高めたい時、腰が反りやすい人

 使い分けの一例

脚を上げるエクササイズ(例:トゥリフト) → 腰が反りやすい動きなので、インプリントを意識しながらコントロールする 背骨の動きを感じたいエクササイズ(

例:スパインストレッチフォワード) → ニュートラルから始めることで、自然な脊柱の動きを感じやすい

マイフッドスタジオでのインプリント指導の特徴

マイフッドスタジオでは、一人ひとりの骨格・筋力・柔軟性を見ながら、「無理なく、正しくインプリントできるかどうか」を丁寧にチェックしています。インプリントに入る前には、腹筋の意識づけのエクササイズや、骨盤の動かし方から段階的に行うため、初心者の方も安心して受けていただけます。

まとめ

インプリントポジションは、身体の安全性を保ちながらインナーマッスルを活性化させるための大切なテクニックです。特に、動きの中で腰を守りたいときや、コアの意識を深めたい時に最適。 ニュートラルとの違いを理解し、目的に応じて使い分けることで、ピラティスの効果がさらに高まります。マイフッドスタジオでは、それぞれの身体に合ったポジションを見つけるお手伝いをしています。 ピラティスの基本となる「ニュートラルポジション」と「インプリントポジション」について理解を深めたところでまた次回は自分自身に合ったポジションの見つけ方について掘り下げていきます。お楽しみに!

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